台湾の次世代ロマンティック系バンド Wendy Wander(溫蒂漫步) と、東京発の6人組バンド Billyrrom が、2度目のコラボレーションとなる新曲「Night Bloom」を3月6日に世界同時デジタル配信した。台湾と日本の音楽交流に新たな一ページを刻む楽曲となっている。
両バンドは、2月28日から3月1日にかけて台中・清水で開催された音楽フェス 「浮現祭 Emerge Fest」 に出演。ステージ上でサプライズとして新曲「Night Bloom」を初披露し、会場を沸かせた。
Wendy WanderとBillyrromの出会いは、2023年に開催された「浮現祭 東京編」にさかのぼる。当時、Billyrromのメンバーがイベント終了後にWendy Wanderへ声をかけ、連絡先を交換したことがきっかけだった。その後、翌年にWendy Wanderが行った日本ツアーの期間中、関東から関西へと高速道路を移動する中で交流を深め、音楽的コラボレーションへと発展していった。
2024年には初の共作シングル「Nightglow Dreamer」を発表。さらに2025年、Wendy Wanderが再び日本ツアーを実施する中で、新曲制作の構想が具体化していった。
今回の新曲「Night Bloom」は、日本のリハーサルスタジオでわずか1日で制作されたという。前作がBillyrrom主導だったのに対し、今作はWendy Wanderがデモ制作を主導し、両バンドのメンバー全員がレコーディングとアレンジに参加した。
制作にあたり、Wendy Wanderが持つドリーミーでサイケデリックな世界観を軸に、BillyrromのギターラインやDJ要素を融合。丸みのあるリラックスしたグルーヴにディスコのリズムを取り入れた、思わず踊りたくなる楽曲に仕上がっている。レコーディング中にメインギターのフレーズが生まれた瞬間、メンバーはこれこそ“Billy Wander”スタイルだと確信したという。
レコーディングは台湾と日本のスタジオで実施。さらに、数多くの国際的アーティストと仕事をしてきた日本のレジェンド・ミキシングエンジニアD.O.I.(Daimonion Recordings)がミックスおよびマスタリングを担当した。
歌詞はBillyrromのボーカルMolが手掛け、「Tangled earphones on me(絡まったイヤホン)」といった日常的なイメージを通して、都市に生きる人々が深夜に自分自身と向き合い、痛みの中から再び花開く道を探していく姿を描いている。
ミュージックビデオは東京で撮影され、日本の映像監督Kotaro Yamadaが演出を担当。渋谷の深夜の街を観察する中で得たインスピレーションをもとに、都会に生きる孤独な魂たちが交差する瞬間を描き出した。
Wendy Wanderにとって「Night Bloom」は、国境を越えた友情の象徴であると同時に、2026年の新たな挑戦のスタートでもある。今年はアジアを中心に活動エリアをさらに拡大していく予定で、現在は約2年ぶりとなるニューアルバムの制作も進行中。これまでの魅力を引き継ぎつつ、より成熟した新しいWendy Wanderの姿を提示する作品になるという。
一方、Billyrromは初のアジアツアー「Billyrrom Asia Tour 2026 “Jupiter=”」を開催中。ソウル、香港公演を経て、ツアーファイナルは4月18日(土)に台北で行われる。台湾がツアー最終地となることから、当日は特別な発表も予定されているという。
Wendy Wander(溫蒂漫步)について
台北出身の男女ツインボーカルバンド。オルタナティブポップをベースに、Indie Pop、Synth Pop、Rock、Disco、Funkなど多彩な要素を融合したサウンドが特徴。2020年のデビューアルバム『Spring Spring』が高く評価され、2023年には2ndアルバム『Midnight Blue』をリリース。近年はアジア各地の音楽フェス出演やツアーを通じて海外活動を拡大している。
Billyrromについて
SOUL、FUNK、ROCKを融合した次世代ポップバンド。「Fender NEXT」やSpotify「RADAR: Early Noise 2025」に選出されるなど注目を集め、YouTubeでは複数のMVが100万回再生を突破。音楽スタイルは「Tokyo Transition Soul」と評されている。2026年には初のアジアツアーを開催し、4月18日に台北で公演を行う予定。
ニュースリリース提供:睦木文化、写真提供:浮現祭