赤楚衛二が主演を務める映画『366日』が、4月2日から台湾で公開スタート。それに合わせて、3月31日から4月2日にかけて、現地で計3回の舞台挨拶イベントが開催され、ファンとの貴重な交流のひとときが実現した。
今回が赤楚にとって初の台湾訪問とあって、空港には大勢のファンが駆けつけ、到着直後から熱烈な歓迎ムードに。本人は笑みで手を振り応えていた。また、舞台挨拶では、映画の撮影エピソードや役作りに込めた思いを語る場面もあり、会場は終始あたたかく、和やかな雰囲気に包まれていた。
今回、台湾の映画配給会社が事前に赤楚衛二の到着時間を告知していたこともあり、多くのファンが台北松山空港に集結。中には朝6時から待っていたという熱心なファンの姿もあり、うちわや手作りの応援グッズを手に、到着を今か今かと待ち構えていた。台湾ファンの熱狂ぶりがひしひしと伝わる光景だった。
そして午後4時ごろ、マスク姿の赤楚が扉の奥から姿を現すと、会場は一気に歓声に包まれた。さらにマスクを外した瞬間、ファンのボルテージは最高潮に!
赤楚は笑顔でファンに手を振り、写真撮影にも快く応じるなど、終始フレンドリーな神対応を見せていた。近くにいたファンが日本語で話しかけると、丁寧に受け答えする様子もあり、現場は温かく、和やかな雰囲気に包まれていた。
舞台挨拶のイベントは、まずは赤楚衛二との軽いトークからスタートし、その後は観客から事前に集められた質問を抽選形式で紹介、最後に映画について語るという流れで行われた。
今回の司会を務めたのは、実は映画『366日』の字幕翻訳を担当した方。作品への理解が深いこともあり、質問の切り口がとても的確で巧み。3日間を通して、ほとんど同じ話題が出なかったのは驚きだった。観客の質問もかなり秀逸で、どの回でもほとんど内容がかぶることなく、映画の内容に自然に触れつつ、面白さや新しい情報も引き出すセンスが光っていた。
そして何よりも、赤楚自身がとにかく話が上手!ユーモアとサービス精神たっぷりで、どの場面も笑いが絶えず、イベント中は1秒たりとも退屈する瞬間がなかった。
3月31日に行われた第1回目の舞台挨拶では、赤楚衛二が観客からのさまざまな質問に答え、会場を大いに盛り上げた。
「最近よく聴いている曲は?」という質問には、なんとその場でポケットからスマホを取り出し、実際に自身のプレイリストを確認するというフレンドリーな一幕も。その中から、ZARDの「My Baby Grand~ぬくもりが欲しくて〜」、宇多田ヒカルの「Beautiful World」、そして西野カナの「もっと…」といった楽曲を紹介した。
また、映画『366日』の撮影で最も苦労した点については、「10代から30代後半まで、幅広い年齢を演じなければならなかったこと」と語り、「湊という役は口数が少なくてミステリアスな人物だけど、自分はおしゃべり好きなので、そのギャップも難しかった」と笑顔で話していた。
「今後挑戦してみたい役柄は?」という問いに対しては、質問カードに「赤楚先生」と書かれているのを見て、「あ、自分に“先生”って呼んでるのかな?」と一瞬戸惑う場面も。しかし、通訳から「中国語の“先生”は“さん”という意味ですよ」と説明されると、「あ、じゃあ先生役をやってみたい!」と笑顔で回答。その場のノリで、生徒を叱る先生を即興で演じ、「うるさい!」と客席に向かって大声を出してみせたが、観客からは大歓声が上がり、会場は笑いに包まれた。
印象に残っているシーンについては、「萌歌ちゃんと一緒に海辺で自転車に乗るシーン」と答え、「ドローン撮影だったので音声は収録されず、代わりにスピーカーでHYの曲を流しながら走っていて、すごく気持ちよかった」と当時のエピソードを振り返っていた。
4月1日に行われた第2回舞台挨拶では、前日に続き、ユーモアたっぷりのトークで現地ファンを沸かせた。
この日の「挑戦してみたい役柄は?」という質問には、前日とは異なる回答を披露。「これから筋トレを頑張って、ムキムキのマッチョになってみたい」と意気込みを語り、なんとその場で“シャツを破って登場するマッチョ役”のモノマネまで披露。「みんなさん待ててください、3年後叶うように筋トレに頑張ります!」と笑顔で宣言し、会場は笑いに包まれた。
印象に残っているシーンとして挙げたのは、陽葵とのラストの対話シーン。““お父さんなの?”というセリフに胸を打たれた。自分の演技ではあまり泣かなかったけれど、このシーンは陽葵ちゃんの真っ直ぐな演技に心動かされて、思わず泣きそうになったと振り返った。
「ヒロイン以外でお気に入りの役は?」との質問には、「みんな魅力的だけど、やっぱり一番好きなのは自分!」と答えだ。
また、司会者が質問をする中で、赤楚が「さっき麻辣鍋を食べてめっちゃ汗かいたんだけど、すごく美味しかった!台湾、大好き!」と唐突に話し出す場面もあり、終始アットホームな雰囲気に。
「泣くシーンの演技のコツは?」という質問には、「役を自分の中に降臨させる!(と言って両手を広げ、顔を上に向けるジェスチャー)」と冗談を交えつつ、「実際には、この役の気持ちで、目の前の出来事や起こることに向き合うだけです」と真剣に語ったかと思えば、「今日はもちろんタピオカも飲みました。ホットのウーロンラテ味です」と、突然おちゃめな一言を添えた。
「人生で一番思い出がある曲は?」という質問には、アニメ『NARUTO -ナルト-』のEDテーマ「今まで何度も」を挙げ、「この曲を聴くと本当に元気が出る」と語った。観客から「歌って!」とリクエストが飛ぶと、「歌やダンスは会社的にNGだけど、もし台湾でファンミーティングを開催できたら絶対に歌うよ!」と小指を立ててファンと約束した。
「落ち込んでいる時の私に励ましの一言をください。そして“可愛いポーズ3連発”もお願いします!」というお願いには、顔をくしゃっとさせて「贅沢じゃないですか!」と照れつつ、「加油!(がんばって!)」と中国語でエールを送り、しっかり3連発ポーズも披露。1回目で「僕31歳!オジサンです!?」と恥ずかしながらも、最後にはファンの声援に応えて3ポーズをやりきり、終わったあとには思わずため息が漏れていた。
さらに、「沖縄での撮影は今回が2回目だったが、1回目の写真集撮影と比べてどうだった?今度の写真集のロケ地が台湾になること可能性はありますか」という質問には、「台湾でもいいですね。わかんないですけど、僕まだ出す予定が全くないですし、話し合ってもないですし、一個思いつて案としてはヒゲをたくわえてすごく汚い格好をして、でもウサギ耳をつけて撮影して、“これ何の本?”って思われるような一冊にしたい」と、想像するだけで楽しくなるような構想も披露。観客が「絶対買う!」と声を上げると、「じゃあ、会社に相談してみます!」と笑顔で応じていた。
4月2日に行われた第3回目舞台挨拶では、赤楚衛二は前日にも増してリラックスした様子で登場。
台湾滞在3日目の感想を聞かれると、「もっと蒸し暑いかと思っていたけど、意外と寒かった!」とコメント。さらに、移動中の車の中で「前の席に3人も座っていた」のを見て驚いたことを明かし、観察力の鋭さを披露。司会者に「観察力がすごいですね」と褒められると、「だって僕、天才だから」とお茶目に返し、会場を沸かせた。
台湾のファンについては、「ファンの皆様は本当に暖かいですし、何よりも日本語を少し理解してくださっていることがすごく嬉しいです。どうやって勉強されたのかは分かりませんが、そうやって僕の声が直接届いていると思うと、本当に嬉しいです。絶対に台湾でファンミーティングをやりたいです。」と熱意を込めて語った。この日は寝違えた影響で首が回らなかったそうで、「そのころには、首を一周くらい回せるくらい元気で来ます!」と、笑いを誘う一幕も。
この日は珍しく晴天に恵まれ、司会者から「雨男返上では?」と話を振られると、「でも晴れたのは今日だけでしょ?たぶん僕が帰るから、名残惜しくて晴れたんだと思う。やっぱり僕は雨男ですね」とユーモアたっぷりに応じ、会場から笑いが起こった。
「カバンに必ず入っているものは?」という質問には、「香水、台本、財布、ペン(“筆”と中国語で言うお茶目な場面も)、タブレット」と回答。「全然おもしろくないんだけど…」と恐縮しつつ、リアルな回答にファンは親近感を覚えたようだった。
撮影時の印象的な思い出については、「他のキャストとご飯に行く時間はあまりなかったけど、スタッフとサウナを貸し切って、みんなでパンツ一枚で夕陽を見ながら入ったのが印象的だった」とユニークなエピソードを披露。
台湾での思い出は「ほとんど食事のこと」とのこと。観客から声が飛び交うと、「ごめんね、僕天才だけど、耳は2つしかないから!」と切り返し、会場は大盛り上がり。
音楽人の役作りについてと今後はピアノを生かす役を演じてみたいですかと問われると、「今回はピアノとは関係なくて、作詞がメイン。そしてピアニスト役は…嫌です!」と即答。率直な一言に、客席からも笑いが漏れた。
「無人島に1日だけ行けるなら、どの映画を持っていく?」というユニークな質問には、「え、1日だけ!? それならバカンスだよね」と笑いながら、「『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(The Hangover)』を観ながらお酒を飲みたい」と答えた。
また、「かっこいい三連発ポーズ」をリクエストされ、「首が回らないから難しいけど…」と苦笑しながらも、最後は主演ドラマ『相続探偵』で演じた灰江七生の決めポーズで締めくくった。
さらに、映画『366日』の中で印象的残ってるセリフとして、「ずっとなんてないよ」という湊のセリフを挙げつつも、「まぁ、すっとっていうこと本当にないかもしれないですけど、例えばこうやってファンミーティングでみんなさんがあいに来てくれた事実は変わらないわけで、永遠という言葉ある僕は信じています。」と甘いひと言を投げかけた。ファンの心を見事に射抜く“名言”に、言った本人はすぐに「恥ずかしすぎる!」と照れまくり、なんと舞台後ろの布幕に隠れようとする一幕も!このような素直なリアクションはこれまでにあまり見られなかっただけに、ファンにとっては大きなサプライズとなった。
今回の舞台挨拶イベントは3日間連続で行われたけど、赤楚衛二はどんどんリラックスして楽しんでるのが伝わってきた。ファンとのやり取りは毎日熱気が増して、質問と回答のやりとりがとても楽しかった。彼との素敵な時間を過ごせたこと、ファンにとって絶対に忘れられない思い出になったはず。
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