台湾おすすめの推し活パワースポット「龍山寺」──月下老人に良い席や神席を願うならここ!

日本には、ファンの間でチケット当選や良席祈願のパワースポットとして知られる神社が数多くありますが、実は台湾にも同様の場所があります。台北市の有名な寺院「龍山寺」に祀られている月下老人は、もともと良縁を願う男女が訪れる場所ですが、近年ファンの間でチケット当選祈願にも効果があると知られ、ファンの聖地となりました。この記事は、龍山寺の月下老人の参拝方法やおすすめの供物、そしてアクセス方法をご紹介します。

龍山寺と月老廟

台北市萬華区にある龍山寺は、約300年の歴史を持つ古刹で、台湾における重要な信仰の中心地です。龍山寺の主祭神は観音菩薩ですが、後殿には多くの神様が祀られており、それぞれに役割があります。例えば、文昌帝君は学業や昇進の守護神、華佗は健康の守護神、商売繁盛なら関聖帝君を祀ります。そして縁結びを願うなら月下老人にお参りします。

月下老人の廟は多くの場所にありますが、龍山寺の月下老人は台北の三大霊験あらたかな月下老人の一つとして知られ、古くから数え切れない縁結びの奇跡を成し遂げてきました。

ファンにとっての「理想の相手」とはもちろんアイドルのことですが、実際に手に入れることはできなくても、アイドルとの良い縁や中神席(良席)、そして特典を授かれるよう願う気持ちは強いものです。

月下老人へのお参りの順序

1. 供え物の準備

    月下老人は甘いものを好むと言われているので、お参りの前に甘いお菓子を用意しましょう。クッキー、キャンディ、棒付きキャンディーなど、甘いものであれば種類は問いません。お参りの後は自分で食べるため、自分の好きなものを選べば大丈夫です。ただし、「偶数」で用意することがポイントです。

    自宅から供え物を持参してもよいですし、龍山寺の近くにはファミリーマートがあり、お菓子の種類も豊富で選びやすいです。便利なので、そこで購入しても問題ありません。

    2. お盆に供え物をのせる

      龍山寺に入ったら、まず供え物をお盆にのせて準備します。供え物は一つずつ赤いお盆にのせます。このお盆は龍山寺の入口右手にある小さな部屋から自由に取ることができます。また、月下老人の祭壇の上にもお盆が置いてあるので、空いているお盆があればそれを使っても大丈夫です。

      供え物を置くだけでなく、多くのファンはアイドルの写真やチケットもお盆に一緒に置いてお参りします。こうすることで月下老人がアイドルの顔を認識しやすくなり、自分の座席もわかって、特典がもらいやすくなると言われています!

      3. お参り

        月下老人にお参りするのが目的でも、まずは主祭神に挨拶をすることが大切です。公式サイトには「龍山寺には多くの神様がおり、生まれてから死ぬまでのあらゆる事柄を司っています。参拝の際は、礼儀を守り、すべての神様に順番にお参りし、どの神様も飛ばさずに敬意を示してください」と記されています。

        筆者の習慣としては、同じ願いごとをすべての神様に伝えるようにしています。そうすると願いがより力強く後押しされ、叶いやすくなるように感じます。

        台湾の参拝習慣では通常お線香を持ちますが、龍山寺では2020年以降、お線香の供えを中止しています。その代わりに、両手を合わせて、自分の名前、生年月日、現在の住所を心の中で唱え、願いごとを伝えます。最後に三回お辞儀をすれば参拝は完了です。

        4. 筊杯(縁結びの赤い糸やおみくじを求めるとき)

          日本では、おみくじを引くときにお賽銭を入れれば引けますが、台湾では神様の承諾を得る必要があります。その神様とのやり取りに使う道具が「筊杯(ジャオベイ)」です。筊杯は半月型の木製の道具で、投げて神様の返答を確認します。

          「表裏一つずつ」(正式には「聖筊」)が出れば、神様の同意を意味します。

          「両方表」(正式には「笑筊」)の場合は、神様が笑って答えていない、あるいは願い事がはっきりしていないので、もう一度はっきりと願いを伝え直してくださいという意味です。

          「両方裏」(正式には「怒筊」または「哭筊」)は、神様が同意しない、否定の意味です。

          筊杯での合意はとても難しく、縁結びの赤い糸を得るには連続して3回の聖筊を出す必要があります。

          また、おみくじを引く場合は、番号の書かれた筒から番号を引き、その後に「これは〇〇番でしょうか?」と筊杯で神様に確認します。神様が肯定すれば、その番号のおみくじを受け取れます。笑筊や怒筊が出た場合は、番号を引き直してください。

          赤い糸を無事に手に入れたら、本殿の香炉にてお線香を焚き、加持を受けたあと、赤い糸は財布などに大切にしまいましょう。

          5. 供え物を持ち帰る

            お参りが終わったら、少なくとも10分ほど時間を置いて、月下老人が供え物をいただく時間を待ちましょう。その後、供え物を回収して持ち帰り、時間を見つけて食べてくださいね。

            アクセス

            龍山寺へのアクセスは非常に便利です。地下鉄板南線の「龍山寺」駅で下車し、1番出口から出て徒歩5分で到着します。

            月下老人にお参りしてファン運がアップすると信じるかどうかは別として、台湾の寺院や信仰文化を体験する良い機会です。ぜひ現地の風習にならい、両手を合わせて神様に心から願いごとを祈ってみましょう。

            Shinon