アーティスト・中島健人は、8月29日・30日に台湾でソロコンサートを開催する。昨年に続き、2度目となる台湾公演を控える中、先日台湾メディアによる合同オンラインインタビューに応じた。昨年の台北公演で感じたファンの熱い声援や、最近ときめいた出来事についてもたっぷり語った。
インタビューの冒頭では、中島健人が流暢な中国語で感謝のメッセージを披露し、記者陣から大きな拍手が送られた。
中島:非常感謝各位今天前來,我是中島健人,去年有幸可以在台北大巨蛋和Zepp New Taipei 演唱。今年我也會在台北帶給大家最棒的演出。我的目標是總有一天要在台北小巨蛋舉辦自己的演唱會。U:nity台北,一起嗨起來吧!
翻訳:本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。中島健人です。昨年は台北ドームとZepp New Taipeiでパフォーマンスをすることができました。そして今年も、台北で皆さんに最高のステージをお届けしたいと思っています。僕の目標は、いつか台北アリーナで単独コンサートを開催することです。U:nity台北、みんなで一緒に盛り上がりましょう!

Q:2025年の「台湾メディアが選ぶ最も好感度の高い日本人アーティスト」で見事1位に選ばれました。おめでとうございます!この結果を聞いて、率直なお気持ちをお聞かせください。
中島:すごく嬉しいです。ありがとうございます。謝謝(シェイシェイ)。信じられない気持ちです。去年の台北でのライブは、本当に幸せな思い出として残っているので、こうして1位を取ることができて、本当に嬉しく思っています。
記者:ちなみに、これは海外アーティストのファンの間だけでなく、現地のメディアや記者の方々の投票によって選ばれた、「メディア好感度ナンバーワン」という意味になります。
中島:えー、ありがとうございます。嬉しいです。
Q:前回台北に来られた際、コンサート以外に何か印象に残っている面白いエピソードや、思い出深い瞬間はありますか?
中島:まず、ジェイ・チョウさんの『晴天』を歌った時に、会場にいるUnityも一緒に歌ってくれて、『晴天』という曲は皆さんにすごく愛されている曲なんだなということを改めて感じることができました。
また、台北のUnityの皆さんは僕の曲も一緒に大声で歌ってくれましたし、コール&レスポンスもしてくれたので、ファンの皆さんは本当に熱いな、という印象がありました。
Q:今回のツアーは『IDOL1ST』がテーマということで、中島さんが改めて「アイドル」という存在に向き合い、その在り方を再定義されているように感じられます。現在の中島さんが考える、「アイドル」にとって最も本質的な力とは何でしょうか? また、その力を通じて観客の皆さんにどのような思いを届けたいですか?
中島:アイドルという力は、夢を追いかけることだと思います。夢を追いかけることで、そこにたくさんのUnityや仲間が集まると思います。だからこそ、みんなが輝く瞬間を過ごせるのだと僕は思っています。アイドルは夢のような存在ですが、そのアイドル自身も夢を追いかけ続けること。それが、今の僕が考えるアイドルの定義です。

Q:中島さんがデザインしたカード型ペンライトが大変話題になっており、K-POPファンの方々も購入するほどの人気を集めています。当初、これをデザインされた際は、どのようなアイデアから生まれたのでしょうか?
中島:僕は「IDOLICの魔法」というペンライトを、設計図から描いているんですね。最初にコンセプトとして大切にしたかったのは、まず自分の好きなものを追求することです。
自分が夢中になれるもの、ハマれるものを追求すると、それを音楽にした時や、ライトスティックにした時に、多くの方に好きになっていただけるんだなということが、この2年くらいでよく分かりました。なので、最初のコンセプトとしては、本当に自分の好きなものを形にしたんです。それが「IDOLICの魔法」です。
そして、もう一つ僕が好きなものが、やっぱりトレーディングカードゲームなんですよね。ライトスティックと、自分の好きなトレーディングカードゲームを掛け合わせた時に、このカード装填式ライトスティックが仕上がった、というプロセスです。
Q:ちなみに去年、台湾の記者からプレゼントされたカードは、今どこに保管されていますか?
中島:僕のトレーディングカードスペースの真ん中に飾っています。
Q:他のグループのファンの方々も「IDOLICの魔法」をとても気に入っていて、自分の推しアーティストのカードを入れて楽しんでいるようですが、これについてどう思われますか?
中島:とても嬉しいです。なぜかと言うと、「IDOLICの魔法」には実は僕のライブツアータイトルを入れていないんですね。
それはなぜかと言うと、僕が作ったライトスティックを、自分を応援してくれる人や推してくれる人だけでなく、世界中のアイドルを応援しているすべての方に使っていただきたいという気持ちがあったからです。そういう思いでライトスティックの設計図を描きました。
なので、どんなカードを入れていただいても僕は幸せですし、「IDOLICの魔法」をぜひ色んな場所に連れて行っていただけたら嬉しいです。
また、K-POPファンの間でも購入されている方がたくさんいるというニュースを聞いて、すごく嬉しかったです。台北の皆さんにも早く届けたくてしょうがないですね。
👇※先日、香港で行われた単独インタビューでは、ライトスティックについても語ってくれました。👇
Q:先日、映画のお仕事でメリル・ストリープさんとアン・ハサウェイさんにインタビューをされた際、お二人にも「IDOLICの魔法」をプレゼントされたそうですが、何か舞台裏のエピソードがあれば教えてください。
中島:メリルさんとアンさんに「IDOLICの魔法」をプレゼントした時、すごく喜んでくれました。中に入っているカードのレアリティもすごく高かったので、お二人とも本当にキラキラしたものが好きなんだなと思いましたし、「IDOLICの魔法」を持ちながらインタビューしたいと言ってくれたんですよ。
ただ、そのままインタビューをしてしまうと、『プラダを着た悪魔2』のプロモーションではなく、「IDOLICの魔法」のプロモーションになってしまうので(笑)、さすがに僕が「いや、ここは『プラダを着た悪魔2』を大切にしましょう」とお伝えして、「IDOLICの魔法」は一旦置いていただきました。
でも、本当にお二人とも気に入ってくださって、とても感動しました。プレゼントできて嬉しかったです。
Q:中島さんはさまざまな分野の著名な方々と共演やコラボをされる機会が多く、いつも自然体で素晴らしいパフォーマンスや対応をされています。大きな舞台やイベントに臨む前は、普段どのような準備をされているのでしょうか?
中島:本当にいつも大変な準備をしています。そういう時はいつもより眠れなくなりますし。メリルさんとアンさんのインタビューの時は、自分で質問内容を考えていたので、「この質問で本当にメリルさんとアンさんに喜んでもらえるのかな」と、前日までずっと悩んでたりしてた。
ジェームズ・キャメロン監督の時もそうですが、質問の内容についてスタッフさんとディスカッションを重ねていますし、当日に急に内容が変わることもあるので、それまでにハリウッドスターの方々とどんな時間になるのかをしっかりイメージトレーニングしています。
台北でライブをする時も同じです。自分がステージに立った時、台北ドームやZepp New Taipeiに立った時に、どんな自分をその場で表現できるのかということを、すべてイメージトレーニングしています。だからこそ、何語を喋っても「ケンティー」でいられるようにしているんです。これは僕自身のジレンマでもあります。
Q:2025年に台北ドームのマウンドに立ち、野球ファンからも大絶賛されましたが、また始球式をやりたいですか? また、これまで台湾で多くのマイルストーンを達成されてきましたが、今後さらに台湾で叶えたい目標や挑戦したいことはありますか?
中島:はい、My dream。やっぱり台北ドームで歌うこと、そして台北ドームで自分のライブを開催することは、大きな夢ですね。
それこそ、始球式もまたやってみたいです。去年、台北ドームで歌った時も、自分のことを知らない方も一緒に『CANDY』で「Love Kenty!」と叫んでくれたんですよ。それが本当に嬉しかったですし、これからもっと台北の皆さんと触れ合える時間を増やしていきたいなと思っています。
Q:過去数回の台北訪問ではスケジュールが非常にタイトでしたが、もし今回、仕事のない完全なオフの日を1日丸ごと取れるとしたら、台湾で最もやりたいことを三つ教えてください。
中島:まずは、小籠包ツアーがしたいです。本当に好きなんですよ。なので、小籠包のお店を何軒も巡るツアーを1日かけてやりたいですね。それが一つ目です。あとは、台北101ですね。夜の台北101に登ってみたいです。それから、遊園地みたいなところにも行きたいですよね。
記者:台北にはアジア最大級の動物園があって、パンダやコアラもいるんですよ!
中島:えー! めっちゃ行きたい! そこ行きたいです!パンダもコアラもいるんですか? じゃあ、もうそこに行きます!(笑)
Q:新作映画『ラブ≠コメディ』では、「360度どこから見てもイケメン」と公認されている俳優役を演じられていますが、完璧なイメージを持たれている中島さんにも、ご自身で思わず笑ってしまうような「ちょっと天然でおっちょこちょいな一面」や、意外と苦手なことなどはありますか?
中島:実際、結構抜けている部分は多いかもしれないですね。イメージとしては、「360度イケメン」「完璧」みたいに見られることも多いと思うんですけど、例えば、本当に朝起きれないです。
あと、Uber Eatsを頼みすぎちゃいますね。お腹が空いている時は「めっちゃ食べたい!」ってなるので、たくさん頼んでしまうんですけど、結局全部は食べきれないんですよ。なので、残った分は冷蔵庫に入れてキープしています。いつもそんな感じですね。
記者:抜けているというより、むしろプラスだと思いますけどね。
中島:え? プラスになってます? 嘘でしょ?(笑)
台北ドームで、最後に外周を回る車があるじゃないですか。あそこを走っていた時に、本当は「みんなのこと大好きです!」って言いたかったんです。でも、なぜか「小籠包食べたい!」って言っちゃったんですよ。だから、そこで勘違いしちゃったので(笑)、今年はそういう勘違いがないようにしたいです。
Q:世間からは「王道・王子様系」のスタイルを最も完璧に貫いているアイドルだと言われていますが、プライベートでは、「王子のオーラ」をオフにして、普通の自分に戻る瞬間はどんな時ですか?
中島:お父さんやお母さんと会った時は、肩をもみますね。なんかすごく普通の日常というか。「最近、体を痛めてるんだよね」って言われたら、「じゃあ、肩甲骨をほぐしたほうがいいよ」って言って、父の肩甲骨を僕が優しくマッサージしたりします。
家族との時間を結構大切にしているので、父と母と一緒に映画を観に行くこともありますし、そういう時は等身大の自分でいられている気がします。
ちなみに、『プラダを着た悪魔2』は家族3人で観に行きました。
Q:新曲「瞬発的に恋しよう」が話題ですが、最近、中島さんが「瞬発的にキュンとした」出来事はありますか?
中島:僕が最近キュンとしたタイミングですか……。やっぱりこの間、5月31日に嵐の東京ドーム公演を観に行った時ですね。
僕がこの事務所のジュニアに入って、初めて東京ドームのステージに立ったのが嵐のライブだったんです。その時は、200人くらいいたノースリーブで旗を振るジュニアの一人として、潤くんや嵐のメンバーの皆さんをステージの下から見ていました。「いつか自分も、ああいう人になりたいな」と思いながら、旗を振っていたんですよ。
そこから18年くらい経って、今度は自分が嵐のメンバーの皆さんと、ライブ終演直後に一人ひとり握手をして、感謝を直接伝えられる機会がありました。
その時に、「見に来てくれてありがとう」と言っていただいて、さらに「ジュニア時代、東京ドームで初めて僕たちのライブに立ってくれたんだね」と声をかけていただいたんです。その言葉にすごく心が動いた思い出になりました。
Q:今年の台北公演では、台北のU:nityの皆さんをどのように“恋に落とす”予定ですか?
中島:そうですね……脱ぎます(笑)。
ちょっとセクシーなパフォーマンスもお見せできたらいいなと思っていますし、アイドルとしての一面だけでなく、大人のアイドルとしての魅力も台北のU:nityの皆さんにお見せできたら、そのギャップで僕に恋をしてくれるんじゃないかなと思っています。

MC:中島さんはロマンチックな口説き文句を練習してきたそうなので、まずは記者の皆さんの前で披露してみたいとのことです。
中島:我最愛小籠包。但其實小籠包是我第二喜歡的。第一名是什麼?當然是台北的大家!
翻訳:僕は小籠包が大好きです。でも実は、小籠包は僕の“2番目に好きなもの”なんです。じゃあ、1番は何だと思いますか? もちろん、台北のみんなです!
MC:最後に、台北のU:nityの皆さんへメッセージをお願いします。
中島:全力で盛り上げますし、1年ぶりにこうして台北に戻れること、本当に嬉しいです。皆さんが待っていてくれたんだなっていうことにも、本当に感謝しています。
最初にお話しした、日本人アーティストの中で好感度ナンバーワンという素晴らしい評価をいただけたことも、本当にありがたく思っています。
今年も一番台北を盛り上げるアイドルになるつもりなので、皆さん、待っていてください!ありがとうございました!
■”IDOL1ST KENTY” ASIA TOUR 2026 日程
TAIPEI / Zepp New Taipei
2026.8.29 (Sat) 18:00 START
2026.8.30 (Sun) 15:00 START
BANGKOK / SiamPic Hall
2026.9.5 (Sat) 18:00 START
2026.9.6 (Sun) 18:00 START
SEOUL / Olympic Hall
2026.10.3 (Sat) 18:00 START
2026.10.4 (Sun) 17:00 START
文:Anita、Shinon

